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ヤマト、台湾向けに「国際クール宅急便」

以前は、海外の和食レストランといえば、ほとんど日本人駐在員のための場所だったが、最近では舌の肥えたその国のローカルの人しかいない高級店も増えてきた。それだけ、地元の人の購買力が上がってきているということでもある。

鮨や日本食レストランがますます拡がっていく流れが加速していく。

 

日本経済新聞:3月18日)

ヤマト運輸は18日、台湾向けに「国際クール宅急便」サービスを30日に始めると発表した。日本から発送した生鮮食品を翌々日に台湾で宅配する。台湾の日本食レストランや消費者の間で日本の農水産物の人気が高まっていることに対応する。国際保冷輸送は香港に次いで2地域目になる。

 ヤマトが日本で集めた荷物を保冷コンテナを使って空輸し、台湾のライセンス先の統一速達が配達する。同社は台湾の食品・流通大手の統一グループ企業で2000年から「宅急便」をライセンス展開している。

 日本で午前中に集めた荷物を翌々日の午前中から台湾で配達する。台北市では翌日の夕方に統一の営業所で引き取ることもできる。ヤマトは13年10月に香港向けのサービスを始め、台湾は2地域目だ。今年中にシンガポール向けも始める梅田専太郎