ビジネスチャンス、知っておくべき世界のトレンドを発見しよう

急増するイスラム教徒、40年後にキリスト教に並ぶ 米調査機関

30年後は、世界の人口構成や宗教観が大きく変わり、それが政治やビジネスのやり方も一変させているかもしれない。

(CNN:2015年4月3日)

 仏教を除く世界の主要宗教は今後40年で信者の増加が予想され、特にイスラム教は信者が急増してキリスト教とほぼ肩を並べる――。米世論調査機関ピュー・リサーチ・センターが2日、そんな予想を発表した。

イスラム教は増加のペースが最も速く、信者の数は2010年の16億人から2050年までに27億6000万人に増える見通し。この時点で約90億人と予想される世界の人口のうち、約3割をイスラム教徒が占めることになる。

これと比べるとキリスト教徒の伸びは緩やかで、21億7000万人から29億2000万人に増え、世界の人口に占める割合は31%強になると予想。2050年までに世界の人口の6割はイスラム教徒かキリスト教徒になり、恐らく史上初めて、両宗教の信者数が肩を並べる見通しだ。

さらに2100年までにはイスラム教徒の数がキリスト教徒を抜くとピューは予想している。

 

今回の調査は234カ国・地域の統計をもとに、仏教、キリスト教ヒンドゥー教、ユダヤ教イスラム教の5大宗教と民俗宗教および宗教に属していない人について調べ、平均年齢や死亡率などの人口動態をもとに予想をまとめた。

ヒンドゥー教とユダヤ教も信者の増加が見込まれる一方で、仏教徒は2010年と同程度にとどまると予想。宗教に属さない人は2010年の11億3000万人から2050年は12億3000万人と、ほぼ横ばいとなっている。