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ビザなし訪問可能な国パスポートランキング 米英首位、日本4位

日本人はあまり意識していないが、思い立った時にいつでもどこでも旅行や出張に行けるのは、選挙権と同じく、世界的に見れば当たり前に保証された権利ではない。

海外出張や赴任を希望しない人が増えていることを、ランキング下位の国の人が聞いたら残念に思うに違いない。

(CNN:2015年4月18日)

金融関連企業「アートン・キャピタル」は18日までに、ビザ(入国査証)なしに訪問可能な国家の数を基にした世界各国の旅券のランキング調査結果をまとめ、米国と英国の147カ国が首位だったと報告した。

空港に到着後、迅速に入手出来るビザも参考材料にしている。数が多い国はそれだけ世界各国との友好な外交関係の構築を示すとの見方もある。

調査結果では、経済力がある先進国などが上位に連ね、2位はフランス、ドイツと韓国の145カ国。スウェーデンとイタリアの144カ国、日本、デンマークシンガポールフィンランドルクセンブルクとオランダの143カ国が続き、スイスの142カ国が5位だった梅田専太郎

中国は74カ国、インドは59カ国。ロシアは98カ国だった。

一方、最少は28カ国の南スーダンソロモン諸島パレスチナ自治区、アフリカのサントメ・プリンシペミャンマー。最下位グループには、38カ国のアフガニスタンジブチイラク、エチオピアとネパール、39カ国のソマリアエリトリア、40カ国の赤道ギニアブータンコモロ連合ブルンジ、41カ国のコンゴ民主共和国、イエメン、中央アフリカ共和国コソボなどが続いた。